第36号  平成18年7月26日

 学長室だより第36号をお届けします。

 梅雨前線の影響などで、本州や九州では大雨の被害などのニュース
が続いています。
 北海道も夏らしい天気にはなかなかなっておりませんが、夏の風物詩
である花火大会や大通りのビアガーデンも催され、ようやく夏が来たと
いう感じです。

 医学部は夏休みへ、保健医療学部は試験を迎え、それぞれの立場で
何かと慌ただしいかと思います。今回は先々週、本学に2年ぶりに訪問
した知事と学生の皆さんの意見交換や北海道新聞と保健医療学部が
取り組む介護予防の話題を中心にお伝えしたいと思います。
 
◎「地域密着型チーム医療実習」に参加する学生と知事との懇談に
ついて


 7月14日(金)に知事が来学しました。8月20日から始まる「地域密着
型チーム医療実習」の実習生の準備教育で、今回は知事にも参加いた
だき、行政の立場からの期待や激励により、学生の皆さんの地域医療
に関するモチベーションを高めてもらおうという内容です。

 特に昨年度参加された学生の発表や今回参加される学生の皆さんの
発表に対しては、知事からの感想を伺っても、地域医療に対して相当の
手応えを感じたようでした。

 地域医療に対しては行政側の期待というのは私たち大学側では、なか
なか伝わってこない部分も多いかと思いますが、学生の皆さん、サポート
にあたられる教員の皆さんもまた、現地で体感していただければと思い
ます。

 この取組は、国による財政支援は今年度限りとなりますが、これまでの
経験を生かして、
継続できるようコアメンバーの先生方とも十分、相談していきたいと思い
ます。

 また、この日は医療人GPで取り組んでいる地域の医師の方々とのテレ
ビ会議システムにも知事に参加していただきました。現場の医師と日常
的に取り組んでいるシステムについては報道機関の方も随分、関心をも
っていたようです。
 
◎北海道新聞との連携協定について

 これまで、健康を切り口とした地域貢献について、メディアとアカディミア
の立場から協力して取り組むことはできないかということについて、北海道
新聞と大学広報室を窓口に調整を進めてきたところです。

 最初の事業としては、保健医療学部を中心とした「介護予防」について取
り組むことにしています。現在、関係の教員の皆さんに参加していただき、
具体的内容を検討してもらっておりますので、皆さんのご協力よろしくお願
いします。

 他機関との連携についてはこれまでも小樽商大と行っており、産学連携
のみならず、教育面での交流も進んでいます。今後、研究面や教育、地域
貢献といった観点からも着実な進展が行うことができるよう学長室会議など
でも議論を積み重ね、教員や職員の皆さんのご意見も伺っていきたいと考
えております。

  ※                                     ※

 先日、現代GP「e-learning」のヒアリングに行ってまいりました。この取組
は保健医療学部に入る前の受験生と入ってからの学生を対象に、プレ教
育とリメディアル教育を行い、より円滑に大学の教育に馴染んでもらおうと
いう試みです。採択の可否については別として、こうした学生の皆さんの目
線に立って、大学教育の改革を試みることは私は重要と考えております。

 国のGPについては、法人化した国立大学を中心に競争がますます、激
化しておりますが、提案するということは改革の流れのきっかけをつくるこ
とになります。次年度もおそらくこうした事業は続けられると考えられますの
で、是非、教員の皆さんの積極的な提案をよろしくお願いします。
 
 先日の道議会で、本学の法人化に関連して議論がありました。現在、大
学側が作成する中期計画のたたき台をホームページで公開し、ご意見をう
かがっているところですが、これに関連した学内懇談会を8月7日(月)に開
催する予定ですので、是非、教員、職員の皆さんの参加をお願いします。