連日、カナダバンクーバーから日本選手の活躍が報じられています。
スピードスケートでは、みごとに銀と銅のメダルを獲得できましたが、先月の第20号でもお伝えしたとおり、選手の活躍の陰では整形外科の渡邉耕太講師を始めとする本学関係の現地スタッフの力強い支えがあったものと思います。
オリンピックも終盤を迎えていますが、スタッフの皆さんには元気にご帰朝いただき、たくさんの土産話を聞かせてほしいものです。
それでは、最近の本学の動きをお知らせします。
先日開催された教育研究評議員会で、医学部動物実験施設部の磯貝准教授から申請のサバティカル研修が承認されました。
サバティカル研修は、ご承知のとおり、平成20年度の教員の任期制導入に併せて創設された制度であり、教育研究の遂行に必要な知識能力の向上を図るため、自ら研究目標を定めて一定期間研究に専念する研修制度です。
磯貝先生の計画は、南部アフリカにおける病原微生物分布調査と抗菌物質の探索のため、4ヶ月間にわたりザンビア共和国、南アフリカ共和国両国で滞在し研究されるとのことであり、アフリカにおける感染症予防など国際貢献も期待されるところです。
本制度創設後の第1号であり、磯貝先生不在中の業務については、動物実験施設部全員でカバーするとお聞きしています。この研修が成功を収め、今後さらなる申請の先鞭となり、本学の研究がより活性化していく一助となることを期待しています。