理事長室だより第21号をお届けします。
 連日、カナダバンクーバーから日本選手の活躍が報じられています。
スピードスケートでは、みごとに銀と銅のメダルを獲得できましたが、先月の第20号でもお伝えしたとおり、選手の活躍の陰では整形外科の渡邉耕太講師を始めとする本学関係の現地スタッフの力強い支えがあったものと思います。
 オリンピックも終盤を迎えていますが、スタッフの皆さんには元気にご帰朝いただき、たくさんの土産話を聞かせてほしいものです。

 それでは、最近の本学の動きをお知らせします。

サバティカル研修について
 先日開催された教育研究評議員会で、医学部動物実験施設部の磯貝准教授から申請のサバティカル研修が承認されました。
 サバティカル研修は、ご承知のとおり、平成20年度の教員の任期制導入に併せて創設された制度であり、教育研究の遂行に必要な知識能力の向上を図るため、自ら研究目標を定めて一定期間研究に専念する研修制度です。
 磯貝先生の計画は、南部アフリカにおける病原微生物分布調査と抗菌物質の探索のため、4ヶ月間にわたりザンビア共和国、南アフリカ共和国両国で滞在し研究されるとのことであり、アフリカにおける感染症予防など国際貢献も期待されるところです。
 本制度創設後の第1号であり、磯貝先生不在中の業務については、動物実験施設部全員でカバーするとお聞きしています。この研修が成功を収め、今後さらなる申請の先鞭となり、本学の研究がより活性化していく一助となることを期待しています。

平成22年度大学改革GP事業の事前提案募集について
 先般、医療人育成センター教育開発研究部門の相馬教授から来年度の文部科学省の大学改革GP事業について、学内公募する旨のホームページがアップされました。
 本学は、文部科学省がGP事業を開始した早い段階から、地域密着型チーム医療実習など多くの取組が選定され教育の改善に取り組んできました。
 先日発売された週刊ダイヤモンドの教育力ランキングでは、大学改革GP事業の学生一人当たりの獲得事業費を指標とした場合、本学は全国第1位でありました。
 全学を挙げて取り組んできた成果であり、誇らしく思います。
 本学の教育を改善するための不断の取組が、本学の理念である最高レベルの医科大学を目指す一歩一歩の歩みであることは間違いありません。本学の皆さんの教育への熱意と新たな創意工夫に期待しています。 

 平成21年度も残すところあと1ヶ月となりました。長引く不況の影響で、厳しい状況にあった本学の病院経営も皆様方のご努力や様々な取組が功を奏して改善されてきており、ほっとしています。
 また、来年度の医療人の卵達を受け入れる平成21年度入学試験の第2次試験も、無事終了しつつあります。
 重ね重ね、教職員の皆様のご協力に感謝いたします。
 

 ※「週刊ダイヤモンド」の記事についてはこちらまで
 http://web.sapmed.ac.jp/kikaku/infomation/0227daiyamondokiji.pdf