年が改まり最初のたよりとなります。
それでは、最近の本学の動きをお知らせします。
16、17の両日、大学入試試験センターが実施され、本学は、北海道医療大学、札幌市立大学と共に、代々木ゼミナール札幌校を会場に、約800人の受験生の対応をいたしました。
2日目は、大雪による交通傷害の影響を受けて、試験時間を1時間繰り下げるなどの対応に迫られましたが、それ以外で大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。
休日にもかかわらず、試験のお手伝いをしていただいた教職員の皆さんに感謝いたします。
また、医療人育成センターの傳野教授を始めとする入学者選抜企画研究部門教員、学務課入試室の事務スタッフの皆さんには、事前の準備を含めての対応、大変ご苦労さまでした。
来月実施される2次試験では、また多くの教職員の皆さんのお力を借りることになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
バンクーバーオリンピックの開催まであと1か月を切り、オリンピックムードが徐々に高まってきたように感じます。
学内の皆さんも既にご承知のことと思いますが、本学とスポーツの関わりは大変深いものがあり、古くは初代学長の大野博士が全日本スキー連盟の設立に参画し、道連盟副会長として、第五回冬季オリンピック札幌大会の誘致に大会実行委員会副委員長として携わるなど、日本のスキー界の発展にも尽力されたことが出発点になっています。
最近の動きとしては、身体運動の効用を医科学的に活用した予防医学の攻究等のため、昨年6月18日に早稲田大学スポーツ科学学術院と本学が学術連携協定を締結したほか、8月21日に、全日本スキー連盟と、スキーに関する競技者の育成・強化、スキーに関する健康増進ならびに地域貢献への応用などの協力を目的に、競技別強化拠点事業の推進に係る連携協力協定を締結しています。
オリンピックと本学の直接的な関わりとしては、スポーツ医学の見地から、オリンピックのサポートスタッフとして本学教員が何度も参加しており、今回のバンクーバーオリンピックにも整形外科の渡邉耕太講師が日本代表選手団本部のメディカルスタッフとして参加されるほか、本学の保健医療学部卒業生が、選手団のトレーナーとして4名も現地入りする予定です。
選手の活躍の陰で、本学がその屋台骨を支えていると思えば、また日本選手への応援にも一段と熱をこめたくなりますね。
昨年第18号の理事長室だよりで、本年度実施又は実施予定の施設環境整備をお知らせしましたが、その後も順調に工事が進んでいます。11月以降、東棟内部塗装工事、保健医療学部棟外壁改修工事などがほぼ完了し、3月末までに細胞調製施設整備工事が完成の予定です。
これらの事業が、学生、教職員の皆さんの教育・研究環境の改善に寄与することを切望しております。