第19号  平成17年6月13日


 学長室だより第19号をお届けします。

 札幌では初夏の風物詩でもありますYOSAKOIソーラン祭りも開催され、
多くの観光客で賑わいました。

 今週からは本学も大学祭を迎えますが、準備も佳境に入ってきていると
思いますが、是非、達成感のあるものにしていただければと思います。
                           
◎ オープンキャンパスの日程が決まりました。

 平成17年度の本学のオープンキャンパスの日程が8月3日(水)に
決定しました。

 このことについては、教職員の皆さんにいろいろと取り組んでいただいて
いるところですが、本学に入学されているかなりの方がオープンキャンパス
に参加しているというアンケート結果も出ていると伺っています。

 本学の情報発信はホームページをはじめ、皆さんのご協力により様々な
形で行われてきておりますが、受験生の皆さんには大学の取組や医師を
はじめ、看護師、理学療法士、作業療法士といった仕事の中身などを一目で
わかるように説明していかなければなりません。

 昨年も実習体験や模擬授業が非常に好評だったと聞いております。
是非、この機会にわかりやすさを心がけ、本学の特徴の発信について関係
される皆さんに検討して頂ければと思います。
 
◎ 医大祭に向けて

 いよいよ今週から大学祭です。本学のトップページからも見ることができ
ますが、刻一刻と大学祭の中身が進展していくことが手にとってわかります。

 学生の皆さんがフレッシュな視点で大学をとらえ、また、医学・医療を考えて
いることを日々、このページを見ることでわかるような気がします。はじめての
挑戦であるプレオープンキャンパスや講座職員の方との交流も企画されて
いるようです。

 また、最近、飲酒が大学祭で話題になっています。本学は医療人を育成する
大学でもあり、健康ということに関しては学生の皆さんの自己管理に期待する
ところでもあり、また、このことは自己責任の重要性にもつながるところでもあり
ます。

 建学の精神にもあるとおり、「進取の精神と自由闊達な気風」は必ずしも何でも
自由にということではありません。
 
 ただ、学生の皆さんを束縛すれば良いというものではなく、信頼しているという
ことです。附属病院がありますので、夜の騒音については本当に気をつけてくだ
さい。
 
◎ 大学改革の取組について

 先日、臨床の助講会で本学の大学改革の方向性について、お話しする機会を
設けて頂きました。直面する課題と私の思いを述べさせて頂きましたが、皆さん
から活発な提案もいただきました。

 そのいくつかをご紹介しますと、地域医療についてはプライマリケア指導拠点の
提案や道内出身者の入試枠の拡大、臨床研修の関係では、研修医の方のために
コ・メディカルの協力が必要不可欠である点、専門医に向けてのきめ細かい指導
体制など大学として重要な課題もあり、私も関係の方々と相談して取り組んでいき
たいと思います。
 
        ※                           ※

 5月31日にアルバータ大学のマクワッターエクステンション学部長とヒューイ
英語研修プログラムマネージャーが来学されました。

 今年は語学研修プログラムには本学は12名の学生の皆さんが参加します。

 アクティビティとしてホスピタルツアーなども特別に企画して頂けるとのことです。
大きな成果が得られることを期待しております。