第14号  平成17年3月14日


 学長室だより第14号をお届けします。3月になりましたが寒い日が続いています。
前期入試もJRの遅れなどありましたが、関係されている皆さんのご尽力により合格発表
も終わり、円滑に進んだことに感謝します。また、週末には、後期入試も順調に実施され
ました。


◎ 最終講義が行われました。

 鬼原彰教授、阿部庄作教授、安倍十三夫教授、石塚百合子教授の4名の先生の最終
講義が3月3日に行われました。

 教員になったきっかけをはじめ、自らの研究に対しての思い、学生の皆さんへの
メッセージなど時にはユーモアなども交え、また、心温まる話題などを講義していただき、
私自身も非常に印象深いものでした。

 先生方には今後ともお身体にお気をつけ、本学の先輩として私どもをご指導、ご支援
していただきたいと思います。

 
◎ 産学連携フォーラムを開催します。

 3月25日に道経済部と共催で、道庁赤れんがでフォーラムを行います。赤れんが庁舎
でフォーラムを行うのは年末に保健医療学部で実施したのについで2度目ですが、今回
は企業の皆さんを中心に本学のシーズを知ってもらおうというものです。

 赤れんが庁舎はフロンティアスピリットのシンボルともいわれており、本学の研究という
のもいわば、そういった意欲があってこそ、進展してきたものともいえます。1月に中央
教育審議会から答申のあった「我が国の高等教育の将来像」でも大学の「第三の使命」
として社会貢献をとらえ、その手段として産学官連携をあげています。

 研究といった側面では本学は先輩からの伝統を引き継ぎ、大きな財産が築かれてきて
いますが、その発信ということではまだ、遅れている側面もあったと思います。今回の
フォーラムをきっかけに、再生医療、介護予防、バイオ関連などニーズにあったテーマを
設定、順次、発信の場をつくっていきたいと考えています。
                           

◎ 本学における授業料の値上げについて

 札幌医科大学の授業料について、国立大学授業料の標準額と同様、値上げされる
ことが現在、開会されている議会に提案されました。

 国立大学の授業料は、従来、国によって一律に定められていましたが、法人化されて
以後は、文部科学省が標準額を定め、その10%の範囲内で各大学がそれぞれの
授業料を最終的に決める制度に変わりました。

 さらに、昨年末、来年度の授業料の標準額が15,000円引き上げられることが急遽、
決定されました。運営費交付金は標準額による授業料収入があることを前提に措置
されているため、授業料を値上げしなければ、大学そのものの収入は減額されることに
なる言うことです。

 今回、ほとんどの国立大学ではそういった背景もあるため、標準額と同様に値上げされ
ました。本学の場合も設置者である道が、危機的な状況である財政を何とか立て直そうと
取り組んでいる中で、国立大学と同様、値上げという残念な結果になりました。

 本学は地域医療を志す医師やコ・メディカルを目指す学生の皆さんが多数いる大学で
あると思います。15,000円という金額の問題ではないかもしれませんが、学生生活も
厳しい中、頑張っている人も多いと思います。

 値上げということが、学生の皆さんの意欲を削ぐようなことがないよう教職員の皆さんも
教育面や生活面で様々なサポートをよろしくお願いします。
 
          ※                         ※

 17年4月から個人情報保護法が施行されます。先日、附属病院主催で職員研修会が
あり、400名以上の参加者があったとうかがっています。
 
 世の中は時々刻々と変化しています。従来のままでいいということが許されない部分も
これから様々な部分ででてくると思います。こうした研修会や懇談会、セミナー等について
教職員の皆さんも積極的に参加されるようよろしくお願いします。