教授からのメッセージ

札幌医科大学麻酔科学講座 教授 山蔭 道明
札幌医科大学麻酔科学講座 教授 山蔭 道明

日本麻酔科学会認定麻酔科指導医,厚生労働省認定臨床修練指導医,日本医師会認定医療安全推進認定者,日本蘇生学会認定蘇生法指導医,日本ペインクリニック学会認定ペインクリニック認定医, アメリカ心臓協会認定BLS・ACLS Provider

●出身大/卒業年  札幌医科大学35期(昭和63年)卒業
          札幌医科大学 大学院(平成5年)卒業
●専 門      吸入麻酔薬、気道平滑筋、血液凝固系、体温、他
●趣 味      仕事後の一杯

 世界では,医療の進歩に伴い,多くの病気が治療,克服され,寿命が確実に伸びています。 とくに日本では世界一の長寿を誇る一方,今や2人に1人ががんにかかり,また3人に1人ががんで死亡するといわれています。最近,このがんによるさまざまな諸症状を和らげる医療として「緩和医療」が注目され,その重要性はますます増してきています。
“北海道の緩和医療の発展”という目的に賛同いただいた(株)アインファーマシーズの全面的なバックアップにより,平成20年度に札幌医科大学内に寄付講座「緩和医療学講座」が誕生しました。平成22年5月からは、私、医学部麻酔科学講座教授 山蔭道明が当寄付講座の教授を兼任させていただいております。
当講座は,「札幌医科大学における緩和医療の教育,研究ならびに診療の進展と充実を図り,地域医療に貢献する」ことを目的として活動しており,今年で3年目を迎えます。患者さん,家族,遺族の想い,悲しみ,そして痛みは複雑です。その気持ちや諸症状に対応するため,われわれは麻酔科(ペインクリニック),神経精神科,ソーシャルワーカーなどさまざまな医療職種からなるチームを構成し,附属病院「緩和ケアチーム」とも連携を取り,がん患者さんを取り巻く諸症状の緩和に努めています。
 がん患者さんの身体的苦痛はもちろん,心の苦痛や不安,さらにがん患者さんの家族にも他の人には理解しがたい苦痛や苦悩,さらには経済的な不安もつきまといます。今までの医療では,がんそのものの治療が優先し,患者さんや家族の意思があまり尊重されなかったと言っても過言ではありません。緩和医療は,その反省から,患者さんの意思を尊重すること,そしてQOL(生活の質)を維持し,高めること,つまりにがん患者さんや家族の“尊厳”に重点を置いています。
興味のある方は是非当講座ホームページをご覧いただき,気軽にご連絡ください。
医師による診断や治療をご希望の方は、札幌医科大学附属病院 腫瘍診療センター内にある「がん診療相談室」リンクにご連絡ください。

札幌医科大学麻酔科学講座

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