理事長室だより　第15号　平成24年3月12日

　理事長室だより第15号をお届けします。

　3月に入り、厳しかった寒さも緩みはじめ、雪解けも徐々に進みつつあり、四季の変化を少しずつ感じとれる季節となりました。
　本格的な春を迎えるまで、三寒四温を繰り返すことになるかと思いますが、皆様におかれてはくれぐれも体調管理に努め、元気に過ごされますように。
　それでは、最近の本学の動きをお知らせします。

　6日、本学講堂において、3月末をもって退任される医療人育成センターの賀佐教授、保健医療学部の蝦名教授、奥宮教授、医学部の晴山教授、浅井教授の5名の最終講義・送別式が執り行われました。
　各先生におかれては、本学在籍中、各分野での活躍により、北海道の医学・医療の発展をはじめ、学生教育などにおいて多大な貢献をされてきた方々であり、そのご功績に敬意を表し、感謝と御礼を申し上げます。
　また、私とほぼ同世代であることから、万感胸に迫る思いで、最終講義を聴いておりましたが、今後も健康に留意され、新たなステージでの益々のご活躍を祈念するとともに、これまでとは違った立場から、本学を見守り、ご支援をいただければと思います。

　8日、医学部・保健医療学部前期日程試験などの合格発表がありました。
　本学玄関前では発表と同時に合格を祝す大きな歓声が響きわたり、サークルへ勧誘する恒例の光景も見られました。4月からは、新入学生が大きな期待を抱き、本学で学ぶことになります。新たにスタートする助産学専攻科をはじめ、新入生が充実した学習やキャンパスライフを送れるよう、各教職員におかれては万全の準備をお願いします。
　なお、入試に関しては、昨年11月の保健医療学部の推薦入試から、大学入試センター試験、本試験と、多くの教職員の皆様にご協力をいただき、無事終了することができました。大変ご苦労さまでした。
 

　昨年10月からスタートした、本学の取組を紹介するラジオ番組「医の力」については、先生方のご協力もあり、順調に回を重ねてきております。番組制作上、当初3月末までの放送予定でしたが、リスナーをはじめ、各方面から大変わかりやすい内容との好評を得ていることもあり、この度、番組スポンサーである北洋銀行様から引き続きご支援をいただき、4月から1年間継続して放送されることになりました。
　各先生方にはお忙しい中、ご出演をお願いすることになりますが、研究成果などをアピールする良い機会でもあり、地域貢献につながる取組でもありますので、一層の工夫と知恵を凝らした番組となるよう、ご理解・ご協力をお願いします。

　今年度も残り3週間となりました。この間、医療人としてのスタートとなる卒業式や入学式などの諸行事の準備のほか、教職員の異動も重なるなど、年度替りを控え、何かと慌ただしくなりますが、円滑な運営に向け、皆様の特段のご尽力、ご協力をよろしくお願いします。