(2010年10月15日)「中国医科大学臨床実習」に参加した学生へ助成を行いました。

学生海外研修事業「中国医科大学臨床実習」へ助成を行いました。

「中国医科大学内の研究室の風景」

「中国医科大学内の研究室の風景」

「中国医科大学のある遼寧省瀋陽市内瀋陽故宮にて(左から大島さん、宮川さん)

「瀋陽故宮にて(左から大島さん、宮川さん)」

 「平成22年度 中国医科大学臨床実習」が、平成22年9月6日から17日の2週間で実施され、医学部5年の宮川さんと大島さんが参加しました。

 同実習では、アジアで医学を学ぶ学生が共に臨床実習を行い、国際的な視野を身につけ専門的な知識を修得するために実施されるものです。

 参加した二人からは次のような感想がよせられました。

(宮川さんの感想)

「滞在した2週間の間、私は内分泌科と血液内科で臨床実習を行いました。治療、検査、薬剤などは日本とほぼ共通していましたが、医学教育制度、保険制度、疾患の発生頻度、医療者と患者との関係性など日本と大きく異なる点もたくさんありました。海外の医療を実際に見たことで日本の医療の長所、短所について考え直すきっかけとなり大変有意義な実習ができたと思います。今回の貴重な経験を今後の大学の実習、将来医師となったときに生かしていきたいです。」

(大島さんの感想)

「中国での臨床実習で、中国は勿論、日本の医療活動や医療を支える社会環境・文化の特徴を強く実感し、他国の医療により興味を持った。様々な経験で得られる広い視野を目の前の患者さんに注げる医師になりたいと決意を深めた2週間でした。」

 

 本後援会は、教育事業への助成支援として、この臨床実習に参加する旅費の一部を助成致しました。

 今後もこのような教育支援事業に対し、積極的な支援を行ってまいります。

情報発信元
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