附属病院における新型コロナウイルス感染者の発生について

 令和2年11月16日
札幌医科大学附属病院

 このたび、札幌医科大学附属病院に勤務する医師1名(20代女性)が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
 
 11月13日に味覚・嗅覚障害を発症し、14日にPCR検査を行った結果、陽性が確認されました。経過などについては次のとおりです。
 
【経過(症状)など】
 11月5日(木)に咽頭痛を発症したが、翌6日(金)には症状消失。その後、発熱等の症状はなかったが、13日(金)夜に味覚・嗅覚の障害が発症し、この間、通常勤務をしておりました。 
 
 接触が疑われる職員2名及び入院患者8名について、14日に抗原定量検査(PCR検査と同等の感度を有する検査)を実施して全ての陰性を確認しており、また、軽度の接触が疑われる外来患者21名については、連絡の上、経過観察をお願いしております。なお、職場の消毒作業は実施済みです。
 
 現在、札幌市保健所とともに、感染の経緯や濃厚接触者について調査を行っていますが、勤務状況や行動記録から、病院内での感染ではないものと考えています。
なお、患者さんで、濃厚接触に該当する方はおらず、体調不良等のお申し出もございません。
 
 患者さんをはじめ、関係の皆様にはご心配をおかけしておりますが、現状では、本件による診療への影響はございません。
 
 
※感染者やご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。
 



<お問い合わせ先>
◯患者さんからのお問い合わせ(平日9:00~17:00)
 病院課 電話(代表)011-611-2111
◯報道機関からのお問い合わせ
 病院課長 電話(直通)011-688-9477

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