NHK Eテレ「きょうの健康」放送のお知らせ

医学部消化器内科学講座 仲瀬裕志教授が、NHK Eテレ「きょうの健康」に出演します。

消化器内科学講座 仲瀬裕志教授(NHKサイトより引用)
消化器内科学講座 仲瀬裕志教授(NHKサイトより引用)
「腸の病気」をテーマに3回シリーズで、「これって過敏性腸症候群?」「急増中!潰瘍性大腸炎」「腸に穴が?クローン病」が放送されます。
各テーマに沿って、スタジオで仲瀬教授が解説します。どうぞ、ご覧ください。

【番組名】NHKEテレ『きょうの健康』  
【放送日時】
 (1)9月30日月曜 NHKEテレ1 午後1時35分~ 午後1時50分
  きょうの健康 最新トピックス 腸の病気「これって過敏性腸症候群?」
 (2)10月1日火曜 NHKEテレ1 午後1時35分~ 午後1時50分
  きょうの健康 最新トピックス 腸の病気「急増中!潰瘍性大腸炎」
 (3)10月2日水曜 NHKEテレ1 午後1時35分~ 午後1時50分
  きょうの健康 最新トピックス 腸の病気「腸に穴が?クローン病」

きょうの健康
放送予定

9月30日 月曜 NHKEテレ
午後1時35分~ 午後1時50分
きょうの健康 最新トピックス 腸の病気「これって過敏性腸症候群?」
長引く下痢や便秘、腹痛を繰り返す過敏性腸症候群。主な原因はストレスで腸のぜん動運動が不安定になること。腸の粘膜の炎症や腸内細菌のバランスの乱れも関係している。検査では大腸がんのような病変がないこと、甲状腺機能の異常がないこと、寄生虫がいないことを確認。治療の基本は、十分な睡眠や積極的な運動など生活改善。5-HT3拮抗薬などの薬やプロバイオティクス(腸によい影響を与える菌の製剤)の併用もある。
 
10月1日 火曜 NHKEテレ
午後1時35分~ 午後1時50分
きょうの健康 最新トピックス 腸の病気「急増中!潰瘍性大腸炎」
大腸の粘膜に炎症が広がり、潰瘍になってしまう潰瘍性大腸炎。ここ10年で患者数が2倍に増えている。本来、体を守るべき免疫細胞が過剰に反応、大腸の正常な粘膜を傷付ける。そのため、粘液のまじった白い粘液便や血便が出るようになる。粘膜の炎症を反映するカルプロテクチンの値を調べることが重要。抗TNF-α抗体製剤など開発が進む新しい薬や、血液中の活性化した白血球をフィルターに通して取り除く治療法も紹介する。
 
10月2日 水曜 NHKEテレ
午後1時35分~ 午後1時50分
きょうの健康 最新トピックス 腸の病気「腸に穴が?クローン病」
クローン病は、潰瘍が深くまで進行すると、腸に穴が開いたり、狭さくができたりする。異常は大腸だけにとどまらず、口や小腸、肛門など消化管全体に及ぶ。カメラを内蔵したカプセル内視鏡やバルーン内視鏡での検査が有効。小腸に炎症が広がると栄養が吸収できなくなるため、栄養剤をカテーテルで注入する治療が行われる。野菜はミキサーにかけて細かくする、たんぱく質の摂取は肉を避けて魚類からとるなどの食事の工夫も紹介する。

発行日:

情報発信元
  • 経営企画課企画広報係