第7回肝炎学術講演会を開催しました【11月17日実施】

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第7回肝炎学術講演会 プログラム
第7回肝炎学術講演会 プログラム
 11月17日(水)、北海道大学病院肝疾患相談センターと当院肝疾患センターとの共催で「第7回肝炎学術講演会」を開催いたしました。
 この研修会は、肝疾患診療に従事する医療従事者を対象として、肝疾患診療連携拠点病院として指定をうけた北海道大学病院と当院が、肝炎治療に関する最新情報の提供を行うことを目的としております。
 今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大予防措置として、WEB開催(LIVE配信)といたしました。

 一般講演では、当院消化器内科学講座 准教授 佐々木茂先生を座長として、「C型肝炎治療の進歩と残された問題点」と題して、北海道大学大学院医学研究院内科学講座消化器内科学教室 助教 須田剛生先生が講演されました。進歩するC型肝炎治療における現状の問題点、またSVR後の問題点について、最新の研究や臨床データから講演がなされました。
 特別講演では、北海道大学大学院医学研究院内科学講座消化器内科学教室 教授 坂本直哉先生を座長として、「B型肝炎創薬研究から臨床応用へ」と題して、熊本大学大学院生命化学研究部生体機能病態学分野消化器内科学講座 教授 田中靖人先生が講演されました。B型肝炎治療について、国際的な疫学から治療効果や現状の課題、最先端の創薬研究等、多岐にわたる内容の講演がなされました。また、最後には熊本肝炎・脂肪肝プロジェクトにおける実績、アプリの効果的な活用方法や肝疾患コーディネーターの活躍等が紹介されました。

 肝疾患診療連携拠点病院では、今後も肝疾患診療に関わる医療従事者の皆様へ、肝疾患の最新情報や日々の業務に役立つ知識について、研修会の開催等をとおして発信をして参ります。


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発行日:

情報発信元
  • 附属病院 肝疾患センター