0209高度救命救急センター窪田医師への密着取材番組(テレビ東京系列)放送

高度救命救急センターへの密着取材番組(テレビ東京系列)で密着取材を受けた窪田先生に救命医としてのお仕事についてインタビューしました

画像スライド集

写真1

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真2

高度救命救急センター(救急医学講座) 窪田医師

写真3

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真4

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真5

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真6

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真7

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真8

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真9

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より

写真10

H30年2月4日(日)放送:日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」より


 日本最北端にある北海道唯一の札幌医科大学高度救命救急センターにスポットを当てた番組、日曜ビッグバラエティ「激撮!救命救急リアル現場2~24時間…命を守る医師たち~」が2月4日(日)に放送されました。
 今回、テレビ東京の密着取材を受けた札幌医科大学附属病院高度救命救急センター(救急医学講座) 窪田 生美先生に、救命医のお仕事についてインタビューしました。

 窪田先生は、2004年に札幌医科大学 医学部を卒業されました。
 出身は、北見市で、現在、7歳、3歳、1歳の三人のお子さんを育てているママさん救命医です。

日々救命救急に取り組む上でのモットーを教えてください。
 救命救急とは違いますが、私のモットーとして、進路などの選択の場面で迷ったときは、“人生一度きり、悔いのない人生を”と考えています。何事も“やらないで後悔するくらいなら、やって後悔した方がまし”と考え、自分がやりたいと思ったことや興味を持ったことは、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

今のお仕事内容について
 救急車で運ばれてきた患者様の対応(初期診療)やその後の集中治療管理を主に行っています。場合によっては、ドクターカーやヘリコプターなどに乗ることもあります。診療の他には、病院前救護や災害医療にも関わっています。北海道が行っているメディカルウイング事業にも関わらせて頂いています。

救命救急医をめざしたきっかけなど
 もともとは、小さい時に見たドキュメンタリー番組の影響でレスキュー隊のような人を助ける仕事に就きたいと思ったのがきっかけです。医学部に入ってからは、臓器別ではなく全身を診ることのできる医師になりたいと考え、救命救急を選びました。学生の頃の講義で、「目の前で怪我や病気で倒れている人がいた時に、すぐに手を差し伸べることのできる救急医療は“医療の原点”だ」という初代の教授の言葉に感銘を受けたことを思い出します。

良いところ、大変なところ
 怪我や病気で重篤な状態で運ばれてきた患者様が、元気になって退院していく姿を見ることができるのは、非常にやりがいがあります。ただ、その反面、助からない方がいるのも事実で、そのような時はつらい思いもしますし、無力さを感じます。救命救急には、迅速な判断力・決断力が必要で、責任も重大であることは、やりがいもありますが大変さでもあります。当教室は、シフト制の勤務で、主治医制ではなくチーム制で診療にあたっているので、子育てしながらでも働きやすく、周りに助けられながら働くことができて非常にありがたい環境です。

大事にしていることは
 救急医療はチーム医療です。チームでより良い最良の医療を提供できるよう、その場の雰囲気づくりは大事にしています。また、特に初期診療では、慌てたり声を荒げたりすると、チームが能力を発揮できなくなるので、冷静沈着に判断し、それをチームで共有することを心掛けています。冷静沈着だけれども人間味のある“肝っ玉母ちゃん”みたいな頼れる救命医になれたらいいなと思っています。

今回テレビで放送されたわけですが、なにか反響がありましたか?
 昔の懐かしい友人から連絡がありました。両親に少しでも自分が働く姿を見せることができたのは、私としては良かったのではないかと考えています。
 テレビ取材を通して、自分が救命救急医を志したきっかけなどを思い出し、“救急が好きなんだな”ということを再認識させて頂きました。
 今回のテレビ放送を見て、少しでも救命救急に興味を持ち、医師を志してくれる人達が増えてくれると嬉しいです。

未来の救急医にむけて
 救急は非常にやりがいのある仕事です。一緒に救命救急をやりましょう!

---窪田先生、ありがとうございました。

発行日:

情報発信元
  • 経営企画課企画広報係