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こどもの肥満(生活習慣病)について

最近、子どもの肥満が目立ってきました

近年、小児の肥満は急速に増えてきており、この30年間で3倍に増加したと言われています。成人での生活習慣病(動脈硬化、高血圧、糖尿病、高脂血症)の根源には小児期からの肥満(小児生活習慣病)が少なからず関わっていることもわかってきました。小児のメタボリック症候群も注目されるようになりました。

どのような診療をしますか

まず、「成長曲線」や「肥満度判定曲線」を用いて肥満の程度を正しく評価する必要があります。背景に病気があるせいで肥満を呈している場合があり(「症候性肥満」といい、クッシング症候群やプラダーウイリー症候群などがあります)それを調べることが大切です。また、糖尿病や脂肪肝など肥満のせいで病気を合併していないかも同時に調べておく必要があります。これらを確認した上で、今後どのように対処していけば良いのかを考えていきます。

治療法は

基本的には「食事療法」と「運動療法」が最も重要で、栄養面に関しては当院では栄養指導士のアドバイスを受けることが出来ます。また、運動面に関しては当院リハビリ科の運動指導士のアドバイスを受けることが可能です。当科外来では「体重グラフ」「健康日記」を使いながら生活習慣の改善(修正)を指導いたします。肥満治療には早期発見、早期治療が大切です。早期であれば生活習慣を変えていくのはそれほど難しくありませんし、早期であれば成長を利用して肥満度を軽減していくことが可能だからです。 

担当医から

肥満治療には特効薬はありません。子ども本人の自覚が乏しい場合が多いので、親御さんの意識の持ち方が大変重要です。また、お父さんお母さんご自身が健康に留意していなければお子さんは健康な大人には育ちません。「親の背を見て子は育つ」を強調したいと思います。じっくり腰を落ち着けて取り組んでいきましょう。 
札幌医大附属病院小児生活習慣病外来
担当医:竹内、鎌崎