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夜尿症について

 お子様が夜尿でお悩みではないですか?

夜尿症(遺尿症)とは?

一般に5、6歳以上のお子様で月に数回以上のおねしょがある場合を「夜尿症(遺尿症)」と呼んでいます。その頻度は6歳で5、6人に1人、10歳で10人に1人、14歳で50人に1人程度とされ、けっして珍しいものではありません。ほとんどの人は自然に治ります。毎年、何も治療しなくても15%ずつ夜尿は治ると言われています。しかし、なるべく早く治すには本人およびご家族の努力が必要です。

どのような場合に受診を考えたら良いでしょうか?

 小学校3年生(8歳くらい)で週の半分以上夜尿がある場合や夜尿だけでなく昼間のお漏らし(「昼間遺尿」といいます)を伴っている場合などは受診を考えてみてはいかがでしょうか。

病院ではどのような診療をしますか?

夜尿症の治療の第一歩は、夜尿症のタイプを知ることです。夜尿症には夜間尿量が多く尿の濃縮が弱い「多尿型」、膀胱が小さく尿をためる力が弱い「膀胱型」、夜間の尿量が多くしかも膀胱が小さい「混合型」と大きく3タイプに分類されます。そのタイプを見極めた上で対処の仕方を考えます。そのためにご自宅で数日間「夜間尿量」や「がまん尿量」を計測して頂く場合があります。 

その他に必要な検査は?

ご本人には尿検査や血液検査、超音波検査(腎臓や膀胱の奇形がないか)、レントゲン検査(腰椎部の異常がないか)などを行って頂く場合があります。 

日常生活で心がけることは?

  1. 無理やり夜中に起こさない。
  2. 水分のとり方に注意:朝昼に多く摂り、夕方からは少なく。
  3. 規則正しい生活リズムを。
  4. 寒さへの対策(冷え症状対策)。
  5. おしっこのがまん訓練などです。 

治療法は?

上記の日常生活指導だけでもかなり改善する方がいらっしゃいます。日常生活の心がけを守って頂いた上で、病型により、抗利尿ホルモン剤(点鼻薬)、抗コリン剤(内服薬)、三環系抗うつ剤(内服薬)、アラーム療法(条件付け療法)などを選択します。 

担当医よりお母様へ

小学校高学年になるとお泊まり行事もあるため、心配される親御さんが多くいらっしゃいます。「夜尿症」は一朝一夕では治りません。根気づよく治療して行く必要がありますので、時間的な余裕を持って受診されることをお勧めします。 
札幌医大附属病院小児内分泌外来
担当医:鎌崎