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看護学科 学科紹介

学科長あいさつ

看護学科長
城丸 瑞恵

 看護職は、命と健康を守り生活を支える仕事です。そのためには命と健康を尊ぶ心や他者を思いやる気持ちが大切です。また生活を支えるためには生活障害の状況を判断して適切に支援する知識と技術が必要です。本学ではこのような看護職を育成するためにきめ細やかな教育を行っています。

 まず全国の看護系大学では珍しい1学年50人の小人数制であり、学生数に比して教員数が多いことが特徴です。そのため、学生間、学生と教員間のコミュニケーションが図りやすく、看護の基本である他者理解や対人関係能力の基本を形成しやすい環境にあります。また1人1人の学習に応じた課題設定やフィードバックが可能となるため、学習意欲の向上とともに学習内容の理解が深まります。

 次の特徴は、実習施設が充実していることです。本学では附属病院が近接している物理的な好条件に加え、看護部・大学間で実習に関する連携を図っており、本学の実習目標に応じた実習が行われています。臨床看護師による学部の看護教育へのサポートや学生との交流の場もあり、臨床看護が身近に感じられる環境があります。また、附属病院以外の実習施設においても学生の学びを促進するための豊かな実習環境を整えていただいています。

 他にも、本学は公衆衛生看護学専攻・助産学専攻・大学院保健医療学研究科が設置され、卒業後のキャリアデザインを考える機会があり、また部活動が活発で楽しい学生生活を送ることができるなど多くの特徴と魅力があります。

 

 自分自身の成長と看護職の発展のための機会と出会いが見つかると思います。

 一緒にこれからの看護について考えていきましょう。

教育理念

 看護学科は、札幌医科大学の建学の精神・理念、保健医療学部の教育理念・目標を実現するため、創造性に富み人間性豊かで高い倫理観をもち、北海道、広く日本社会、さらに世界の保健医療に貢献できる実践能力を備えた看護職の育成を目的とする。

教育目標

人間性を高め、専門性を獲得するための充実したカリキュラム

  • 看護の対象である人間の生命と権利を尊重し、全人的に理解する。
  • 看護の対象である個人、家族、集団および地域社会の健康上の問題や課題を明らかにし、それらの解決に必要な実践力の基礎を有する。
  • 看護実践に内在する倫理的諸問題を認識し、専門的価値に基づく倫理的判断力の基礎を有する。
  • 看護職集団におけるメンバーシップ、リーダーシップのあり方を理解し、その発展に貢献する。
  • 保健医療福祉における対象者、および他職種との連携・協働に基づき、保健医療福祉にかかわる共同体の発展に貢献する。
  • 看護実践の専門性を深めるとともに、一層の充実をめざして自ら課題を発見し探究する。
  • 多様な文化や価値観に基づく社会のなかで、人々の健康に貢献しながら自己の成長を希求する。

卒業生の有する特性

(1)建学の精神を実現する人間的な能力

  • 人権・人格・個性を尊重する能力
  • 様々な事象を科学的・批判的に見つめ、論理的に思考する能力
  • 国際的視野で社会的な諸課題に向き合い、主体的に物事に参画する能力
  • 北海道、日本、世界の保健・医療の改善・改革を志向し行動する能力

(2)看護実践に直接かかわる看護職としての能力

  • 看護の対象となる人々を生活者の視点で全人的に理解する能力
  • 実践的なコミュニケーションを通して対人関係を築き、発展させる能力
  • 科学的・倫理的な思考に基づき看護課程を展開する能力
  • 基本的な看護技術をエビデンスに基づいて提供する能力
  • 看護ケアの改善とチーム体制整備に関するマネジメント能力
  • 専門的価値に基づき倫理的判断を行える能力
  • 保健医療にかかわる様々な人々と連携・協働する能力
  • 専門職としてのプロフェッショナリズムを高め、研鑽し続ける能力

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