第3回 北大・札幌医大合同IVRカンファレンス

宇佐見 陽子
ヴィレッジプラス 2015.1.23

 
 
 1月23日(金)第三回北大・札幌医大IVRカンファレンスがヴィレッジプラスで行われました。このカンファレンスは『北海道のIVRを担う若手の先生を中心に自由な雰囲気でディスカッションをして高め合っていく。』というコンセプトで生まれた会です。

 今回は恐縮ながら、当番幹事をさせて頂きました。
幹事を務めるにあたり、また、カンファレンスが3回目に入った事もあり、『どのようにしたら参加くださった先生方の明日の診療や未来に寄与できるか?』を最も大切に考え、頭をひねらせて(時々偏頭痛にもなりながら(苦笑))企画させて頂きました。
カンファレンスの企画から終わるまでのプロセス全てに携わる事ができ、個人としても、今後につながる良い経験であったと感じております。協賛下さった企業様にも深く感謝いたしております。

 
 
  今回は第一部で『難症例の症例検討』、第二部で『IVRの未来へ~事前アンケートを元に日々の診療や教育研究で悩んだり考えたりしている事のディスカッション~』という構成にしました。

 難症例の症例検討については、札幌厚生病院から『骨髄線維症の脾腫・左側門亢症による難治性腹水』当科から『子宮筋腫術後の骨盤内腫瘍』に対してどのように戦略をたて治療していくか、術後管理についてどのようにしていくかについて皆でディスカッションしました。

今回の難症例を通して、IVR(難症例になればなるほど)は、病態は何か(原因は何なのか?)を考えて、どのような治療戦略を立てていくのか。が大事であるな、ということを再認識しました。
フロアの先生の意見についても、『どのような結果にたどり着くか?』というよりも、『どのような視点・考えで挑んでいくか?』の思考のプロセスが、とても勉強になりました。
そうは言っても、病態やIVRの基本的事項がわかっていないと、考えることもできないので、基本的事項をしっかりと押さえておくこともまた何より重要であると感じました。
自身については、即興・即答が得意ではなく、じっくり考えるタイプなのであの場での質問に対して、即答するのはなかなか容易ではなかったです。しかし、即時に考えて進めていくことはIVRではとても大切な事なので、そのような意味でもいい経験になりました。
また、難症例はそうそういつでもあるわけでは無いので、そういう貴重な経験をざっくばらんな形で多くの医師で共有できるのは非常に貴重な機会と思いました。

あと、毎度毎度、思うのですが、若手の先生は皆優秀だなぁ、と感心させられます。
 
 
 第二部は、自分が企画したこともあり、客観的意見は述べられないのですが、集計した側からすると、それぞれ、臨床・教育・研究においてポリシーを持たれているな、と感じました。

ほとんどの解答は共通していたのですが、中には『ん? ここまでは悟れないぞ。』という解答もあり、『いろんな視点があるんだな』、と刺激になりました。また、後輩が研修やIVRについてどのように考えているのかを垣間見る事ができ、今後の教育に役立つヒントを頂けたと感じています。つまり、こういう企画がたまにはあってもよいな。と思いました。

今後は(第4回は札幌医大は担当ではありませんが)、症例検討は続けていっていいのかなと思います。ただ、あまりの難症例だと、若手の先生がついていけなくなりすぎてもコンセプトからずれてしまうので、その辺りの難易度設定には気を配る必要があるかな?と思いました。
 
 
  カンファレンス後の新年会も非常に盛り上がり、宴会にて北大や他病院の先生方との距離がさらに縮まったように思いました。以前勤務していた病院のある先生の名言で『100回のカンファレンスより1回の宴会』というのがありましたが、確かに一理あるな、とつくづく思いました。

最後にご協力頂きました皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
 
 
 
 
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