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放射線治療科の特色

がんは1981年以降死因のトップを独走しており、現在では日本人の2人に1人が一生のうちにがんに罹患し、3人に1人ががんで死亡しております。欧米ではがん患者の約半数が放射線治療を受けているのに比べ、本邦ではがん患者の約20%にとどまっていましたが、近年、放射線治療技術の進歩はめざましく、副作用の少ない、効果的な放射線治療法がどんどん開発されてきており、従来は手術で治療されていたがん患者さんをはじめ、放射線治療を受けるがん患者さんは急速に増えてきています。

 坂田耕一教授のもと、講師:2名、助教:3名、1名の医学物理士(特任講師)、診療医、大学院生で構成されています。IMRT(強度変調放射線治療)、IGRT(画像誘導放射線治療)、体幹部定位放射線治療、前立腺癌の組織内照射といった最先端の放射線治療および研究を行っています。当科は、放射線治療の他に、IVR(インターベンショナルラジオロジー)も担当しています。IVRでは、肝癌、胆道癌、膵癌などに対するの抗癌剤の動注治療の他に、手術中や骨盤骨折後の止血など救急患者への治療も行なっています。

 治療実績では、年間1000名を越え、これはわが国の国公立大学病院で有数の件数です。他科入院や外来患者さんの他、46床の当科ベッドでは他院からご紹介いただいた患者さんを中心に放射線治療、IVR治療を行っております。放射線治療では、体外放射線治療を中心に、腔内放射線治療や組織内放射線治療も行っております。放射線単独治療も行っておりますが、近年では他科と連携し、手術療法や化学療法との併用によって、より一層の治療成績の向上を目指しております。