再生医療
@心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症(ASO)に対する血管再生治療法

血管を再生するVEGF遺伝子や血流をより良くするアンギオポエチン-1(Ang1)遺伝子を用い心筋梗塞や重症の閉塞性動脈硬化症を治療することができる。
本学医学研究科呼吸循環機能治療学部門と分子医学研究部門・遺伝子治療室を中心に開発した「外科的 血行再建術・経皮的血管形成術で改善しない、あるいはこれらの治療を行えない重症のASOやバージャー病の患者を対象とした遺伝子治療」が臨床実施に向けて本学で進行している。
現在、重症急性下肢虚血や心筋梗塞(循環腎機能病態学部門)に対する遺伝子や幹細胞を用いた再生医療の研究を積極的に進めている。

 

 

VEGF遺伝子Ang1遺伝子を筋肉注射すると30日後にはおおくの血管が再生してくる。

 

マウスの足の血管が急に詰まると7日後には足指が壊死になる。

Ang1遺伝子を投与すると指の壊死を防ぐことができる。

 

Ang1遺伝子を心筋梗塞を起こした心臓に投与すると梗塞が小さくなり心機能も良くなる。 未治療心筋梗塞 アンギオポエチン-1治療後