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平成21年 11 月 30 日(月)に札幌医科大学 基礎棟5階会議室において、平成21年度 知的財産教育講義「バイオテクノロジーの技術と特許」が開催されました。
  本教育講義では、北海道大学 遺伝子病制御研究所 癌関連遺伝子分野 教授 守内 哲也 先生を講師に御招きし、大学の研究成果を実用化に結びつける為に必要となる重要なポイントについて、講義して頂きました。
 今回は平成21年度 第一回目の知的財産教育講義という事もありましたが、40人以上の参加者があり、大学院生のみならず、教職員や外部の皆様の関心も頂く事が出来ました。
  現在、バイオベンチャー企業である株式会社ジェネティックラボの取締役を務めておられる守内教授からは、経済の観点から技術をどのように効率的に特許化することが出来るのか等、様々な企業と関わってきた経験を交えて分かり易く解説していただきました。大学にて生まれた研究成果に関し、産業発展を行う為には、企業との連携を進めて活用を図る事が大切だという御指摘がありました。更に、大学で行っている研究の中にも、特許になり得る重要な技術が多く存在する事、それをいかにして特許として確立出来る様、保護・活用する事が大事であるか等、研究に携わる教職員そして大学院の皆様にとっても、今後の研究を進める上で参考になる内容であったと思います。
 ご参加頂いた大学院生を対象にお願いしたアンケートには、講義内容についてのみならず、今後の知的財産教育講義の参考となる沢山の意見を頂きました。 
研究活動、あるいは業務に使われる材料(試薬や医薬品)の由来や費用的内容などの勉強になった。
特許のおおまかな仕組みが分かった。
研究発表を考える中に、特許・ビジネスという視点を盛り込むことの重要性を感じた。
特許の裏話のようなものも聞いてみたい。

  講義の様子(※クリックで拡大します)
司会進行は、知的財産室副所長
弁理士 石埜 先生が務められました。
大変多くの方にご参加いただきました。 質疑応答にも、大変丁寧に分かり易い解説を頂きました。。
【「医学研究者・地域医療従事者支援型知財教育」に関するお問い合せ】           札幌医科大学附属産学・地域連携センター 知的財産管理室
    (担当  上田、津田、澤田)       〒060-8556札幌市中央区南1条西17丁目                                       TEL:011-611-2111(内線番号2107,2108)                                       E-mail:                                 
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