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役割別研修プログラム「平成29年度 実習指導者研修Ⅱ」報告

 平成29年度の実地指導者の研修が、2月と3月に行われました。

 7月に看護学科の堀口雅美教授より「臨地実習における教材化の視点と方法」についての講義を受け、経験型実習教育のプロセスや実習場面での教材化、学生への関わり方等を学びました。

 その後、自部署の看護や患者の特徴と臨地実習の目的・目標を踏まえ、受講者が実際に担当する臨地実習で、学生に意図的な関わりができるように指導計画を立案しました。そして実践した内容について、グループで共有しました。グループワークでは、どのような看護を学生に伝えたかったのか、それは学生にとって適切だったのか等活発な意見交換が行われました。また、教材化の視点は大切であるが、忙しい現場の中で普段は十分に行えていなかったという声も聞かれました。

 臨地実習の目的・目標達成に向けて、学生の経験したことや思いを引き出しながら看護の意味づけをしていくことが大切であることに気づき、有意義な研修となっていました。

看護職員の皆さまへ

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