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平成28年度 ラダーレベルⅠ 研修報告

「メンバーシップ研修」

 平成28年10月15日(土)に、ラダーレベルⅠを対象とした「メンバーシップ研修」が開催され、69名が受講しました。

 この研修は、「看護におけるチームの機能を理解し、チームでの自己の役割を認識した上でメンバーとして行動する」ことを目的として開催しました。

1) 講義1 講師:工藤 美幸 副部長
   「職業倫理に関する方針」
2) 講義2 講師:中島 純子 看護師長(心臓血管外科・呼吸器外科看護室)
   「チームメンバーとして求められる役割」
3) 演習1 講師:研修担当者2名
   「チーム内でのメンバーとしての役割を知る」
   ・1グループ5~6名で「問題解決演習」を実施
4) 講義3・演習2 講師:札幌医科大学保健医療学部看護学科
   看護学第一講座 澤田 いずみ 准教授
   「自分の傾向を知る」
   「メンバーシップのためのコミュニケーション」

「メンバーシップ研修」

 講義では、看護倫理、チームメンバーとしての役割、アサーティブコミュニケーションの基本的知識や基本となる態度について学び、自己の傾向について理解を深めました。演習では、謎を解き明かしながらメンバーシップを理解したり、実際の場面を想定しながらアサーティブコミュニケーションを行うなど、体験を通して学びを深めることができました。

 最初のうちは慣れない雰囲気の受講者でしたが、研修後半には活き活きとした表情でメンバーと話していました。今回、受講した皆さんは、札幌医科大学附属病院の看護職員として、いろいろな役割を期待されています。経験を積むにつれ、周りとのコミュニケーションや報告・連絡・相談について迷い、悩むことが増えてくると思います。今回の研修を活かし、他者の意見を傾聴すること、そして自ら発信していくことを大事にしながら、良好な人間関係を築き看護職として活躍することを期待しています。


「看護診断Ⅰ」

 平成28年7月29日、11月4日に、ラダーレベルⅠを対象とした「看護診断Ⅰ」研修を行い、68名が参加しました。

講義内容 ①看護診断のプロセス
②看護診断名の解説
講師 耳鼻咽喉科看護室 佐々木美子 副看護師長

 受講者は、ラダー新人の時に「看護診断基礎」研修を受講し、その後、現場で実際に看護診断をしてきました。

 講義では、まず看護診断のプロセスを復習し、次に、使用頻度の高い看護診断名、間違えやすい看護診断名などをわかりやすく解説していただきました。

 その後は、グループで模擬事例の看護診断を検討しました。看護診断のプロセスを確認し合い、患者の全体像の捉え方と適切な看護診断について理解を深めることができました。

 受講者からは、「講義の後にグループワークを行ったことで、さらに看護診断が理解できた」「他科の看護師の看護診断の活用状況を聞くことで参考になった」という感想があり、グループワークでの学びが大きかったことが窺えました。この研修での学びを看護実践の場で活用し、看護診断能力が向上していくことを期待しています。

「看護診断Ⅰ」  

「看護研究基礎」

 9月9日(金)、ラダーレベルⅠを対象とした、「看護研究基礎」研修に、66名が参加しました。

講義内容 「看護実践と事例検討」
「臨床での疑問を研究につなげていくプロセスとその例」
講師 札幌医科大学保健医療学部 助教 牧野夏子 先生

 受講者は、事前課題として「臨床で日々疑問に感じていること、興味があること、深めてみたいこと」などを提出して研修に参加しました。受講者が提出した事前課題の疑問を活用しながら進められ、約1時間の講義はあっという間でした。

 後半は、事前課題から ①研究疑問を明らかにする
            ②研究疑問が研究テーマとなるか検討する
            ③研究方法を検討する
            というプロセスに添ってグループワークを行いました。

 どのグループも活発に話し合いが行われ、テーマ毎に研究方法を検討していくプロセスを体験でき、受講者は満足した表情で研修を終えることができました。


「事例から学ぶ看護」

 平成28年5月26日(木)、6月17日(金)に「事例から学ぶ看護」の基調講義が行われ、ラダーレベルⅠの65名が受講しました。

  • 事例検討の方法(問題の所在の明確化・情報収集・分析・考察)
  • 講義内容 「看護実践と事例検討」
    • 事例検討の意義と目的
    • 事例検討における倫理的配慮
    講師 札幌医科大学助産学専攻科兼保健医療学部 教授 正岡経子 先生

     講義では、ケーススタディと事例検討の違いやつながり、事例検討の意義やまとめ方を、先生が実際に経験された事例を通して具体的に教えていただきました。

     受講者の皆さんが患者さんとの関わりを振り返りまとめることで、対象の理解と自己の看護観がより深まることを期待しています。

     この後、受講者はラダーレベルⅢ以上の先輩の指導を受けながらレポートを作成し、10月には各看護室で事例検討会を開催します。他のスタッフの考えなどを聞くことができる有意義な時間になると思います。

     12月の最終レポート提出まで長期間の研修になります。自分の看護を振り返ることは大切なプロセスですので、研修の目的を達成できるよう頑張りましょう。

     

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