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平成29年度

保坂 到 研修医(1年目)

保坂研修医
 保坂 到、巽 博臣、黒田浩光、大槻郁人、赤塚正幸、高橋科那子、豊原 隆、鉢呂直記、吉田匠汰 、木村康利、升田好樹

「膵頭十二指腸切除術後に周術期心筋梗塞(PMI)を発症した一例」


第97回 北海道医学大会 集中治療分科会

第1回日本集中治療医学会北海道支部学術集会

平成29年9月9日 札幌市

保坂 到 研修医のコメント

看板前保坂研修医

この度、第1回日本集中治療医学会北海道支部学術集会におきまして、上記演題での発表機会をいただきましたのでご報告させていただきます。

当院ICUでの研修期間中に入室された患者さまの症例について、若干の文献的考察を加え、疾患発生の機序や考えられうる背景のリスク因子、ICUでの周術期管理などについて検討いたしました。指導医の巽先生を始めICUの先生方やスタッフのみなさまには、患者さまが疾患を発症された時点から発表スライドの作成に至るまで親身なご指導、ご協力をいただきました。ご本人およびご家族との関わりや、他科専門医師のみなさまとの連携を通してICUにおける急性期医療を俯瞰し、またこのことについて深く考える機会をいただくことができたように思っております。考察すべき内容のまとめ方や発表構成の組み立て方、学術活動に対する姿勢などについて、特に今回の学会参加を通して学ぶことができました。

 

この経験を今後も活かせるよう、今後も努力を続ける所存です。改めましてご指導いただいたみなさま、どうも有難うございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

巽 博臣 指導医(ICU)コメント

 初めての学会発表でしたが、積極的にカルテデータや画像資料などを整理し、
スライド作成に取り組んでくれました。文献的考察も含め、スライドの内容研修医のレベ
ルを超えていた思います。支部会当日は落ち着いて堂々とした態度で発表し、
質疑応答も適切に対応していたと思います。
今後も日々の臨床を踏まえた症例報告や研究発表を続けてほしいと思います。

一柳 亜貴子 研修医(1年目)

一柳亜貴子、山下健太郎、小野寺馨、久保俊之、能正勝彦、山本英一郎、白田智洋、平山大輔、風間友江、山野泰穂、長谷川匡、仲瀬裕志

「SDHC変異による胃GISTの1例」

第121回 日本消化器病学会北海道支部例会
第115回 日本消化器内視鏡学会北海道支部例会
平成29年9月3日 札幌市

一柳 亜貴子 研修医のコメント

 この度、日本消化器病学会北海道支部例会にて症例発表をする機会をいただきました。
初めての学会発表で分からないことも多かったのですが、指導医の山下先生をはじめ、第一内科の先生方の熱心なご指導をいただき、無事に発表を終わらせることができました。
また、この発表を機にGISTの全般的な知識に加え今回の症例のような珍しいものの知識も深めることができ大変勉強になりました。
このような貴重な機会を与えてくださった第一内科の先生方に、この場を借りて御礼申し上げます。
今回の症例発表の経験を生かし、今後とも精進していきたいと考えております。

山下 健太郎 指導医(消化器内科)コメント

 9月に開催された消化器病学会の北海道地方会で、我々が経験した大変珍しい症例を一柳先生に報告してもらいました。消化管間葉系腫瘍(GIST)は胃と小腸に好発する非上皮性腫瘍(肉腫)で、その90%にKITあるいはPDGFRAいずれかの遺伝子変異が認められます(ほとんどはKITの変異です)。GISTの発生頻度は胃癌の1/10でそれ自体も珍しいのですが、今回の症例はKITにもPDGFRAにも変異がみられず、更に調べたところSDHCという別の遺伝子に変異が見つかりました。SDHはTCAサイクルのコハク酸脱水素酵素をコードする遺伝子で、褐色細胞腫やパラガングリオーマでの変異が有名です。SDH変異GISTは非常にまれですが、通常のGISTと比べ様々な特徴があり、最近注目されています。

一柳先生にとっては初めての学会発表と聞いていたので、通常よりも少し早く一か月前から準備を始めましたが、僕が想像していたよりも順調に進みました。スライド作成にも徐々に慣れてきて、最終的には見栄えの良いスライドが完成し、学会当日のプレゼンと質疑応答も大過なく終了しました。少し緊張したようですが良い経験になったと思います。日本からの報告は過去になさそうなので、来年3月までに論文化したいですね。

最終更新日:2017年10月05日




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