医学部教育研究機器センター札幌医科大学医学部教育研究機器センター

  • 文字サイズを変更

蛋白質解析部門蛋白質解析部門

ホーム> 研究支援部門> 蛋白質解析部門

 本部門は、タンパク質同定受託解析やフローサイトメーターのセットアップサービス、その他タンパク質解析機器の管理を行っています。
 共通機器であるタンパク質解析機器の詳細情報(利用方法や初回講習等)は、教育研究機器センター共通機器のページをご覧下さい。


 部門長:高橋 素子(医学部医化学講座教授)

フローサイトメーター
Canto(1)(2), Aria(1)(2)(3)
マルチプレートリーダー LC/MS/MS
Orbitrap
LC/MS/MS
4000QTRAP
アミノ酸シークエンサー 超遠心機 小型超遠心機 全自動ウエスタンシステム 化学発光・蛍光撮影装置
細胞外フレックスアナライザー BIACORE
3000
BLItz

 教育研究機器センターには共通機器として5台のフローサイトメーターが設置されています。初めて利用される方は、必ず初回講習を受講してください。初回講習申請時には必ず下記の「初回講習について」をお読みいただき、必要事項を確認の上、担当者へご連絡下さい。


セットアップサービス

 前日までの予約に対して当日予約開始時間に研究者が即使用できるように、機器センターオペレーターがFACS Aria, Cantoをセットアップします。これより前の時間帯に予約が入っている場合、セットアップは行えませんのでご了承下さい。セットアップサービスは平日午前10時から午後5時までの予約に対応します。Cantoは10時から使用可能、Ariaは12時から使用可能です。終了は研究者ご自身でお願いします。


初回講習について

 セットアップ及びシャットダウンを実機を用いて行います。フローサイトメーターをご利用になる研究者は必ず受講が必要です。セットアップサービスの内容と機器の予約のルールを併せてご説明致します。
 フローサイトメーターの使用方法については、初回講習には含まれておりませんので、機器オペレーターまでお問い合わせ下さい。

所用時間

  • FACS Canto … 1時間半
  • FACS Aria … 2時間

初回講習の申請~受講までの流れ

  • ①測定に使用する機器をご選択下さい。
    ※下記のフローサイトメーター一覧を参照して下さい。
  • ②機器オペレーター宛に以下の事項をE-mailでご連絡下さい。
    ・該当機器(Ariaの場合は、ノズルに応じた機器を指定して下さい)
    ・希望日時(3日後から3週間以内の範囲で数候補挙げて下さい)
    ・土日祝日に自身でセットアップを行って実験を行う可能性があるか
  • ③初回講習日を決定後、機器オペレーターよりご連絡致します。
    ・講習日は機器の予約状況と講習担当者の業務予定を勘案し調整、決定致します。
    ・初回講習については該当機器を機器オペレーターが予約致します。
    (機器予約システムへの利用者登録を初回講習日までに必ず行って下さい)
  • ④初回講習日に簡易マニュアルをご持参下さい。
    FACS Canto簡易マニュアル
    FACS Aria簡易マニュアル
フローサイトメーター一覧
機器名 搭載レーザー ノズルサイズ 詳細ページ
BD/FACS Canto(1) アナライザー 405/488/633nm
BD/FACS Canto(2) アナライザー 488/633nm
BD/FACS Aria(1) セルソーター 355/488/640nm 100μm
BD/FACS Aria(2) セルソーター 355/488/640nm 70μm
BD/FACS Aria(3) セルソーター 355/488/640/405/561nm 70/100μm

 機器センターオペレーター室では、ゲル片からの質量分析によるタンパク質同定サービスを行っています。学内限定サービスです。in gel digestionからデータ解析まで行い、同定結果をエクセルファイルにて返却致します。
 2019年4月より、ThermoFisherScientific社のQExactive Plus 四重極Orbitrapで分析を行っております。以前まで分析に使用していた装置と比べ、分解能・質量精度・感度が飛躍的に向上したため、より微量成分の同定が可能となりました。
 タンパク質の網羅的な相対定量解析(ショットガンプロテオミクス)に関してはE-mailにてご相談ください。



利用の流れ
  • 質量分析申込書(wordファイル)に必要事項を記入し、ゲルの写真と併せてE-mailでこちらまで送信下さい)
  • ②申し込み受付後、折り返しメール致します。
  • ③電話連絡後、担当者まで試料をお持ち下さい。
     ☆試料がゲルの場合、スポットまたはゲルバンドで1%酢酸中、4℃に保ってお持ち下さい。
     ☆試料が溶液の場合、初めて申込される方はサンプル調製前に担当者へご連絡下さい。
      試料は必ずC18カラムで脱塩処理後、4℃に保ってお持ちいただいております。
  • ④約2週間~2ヶ月後、E-mailにて分析結果をご連絡します(混雑時には結果連絡が遅れる場合あり)。


申し込み時に必要な内容は下記の質量分析申込書(記入例)をご確認ください。
  • <記入例>
  • <ゲル写真例>


利用料金
  • ・10,000円/サンプル(in gel digestionから)。
  • ・5,000円/サンプル(LCから)。
  • ・追加分析(n=1) 1,000円(LC/MS/MS)。


その他
  • ・測定結果詳細は、基礎棟8階の共通機器室1で直接データをご確認いただけます。
  • ・使用している質量分析装置QExactive Plus 四重極Orbitrapは研究者ご自身で利用することもできます。
     ご自身での利用を希望される場合は講習の受講が必須となりますので機器担当者までご連絡ください。
go to page top