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免疫染色の受益者負担金変更についてお知らせ |
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平素より形態解析部門をご利用いただき、ありがとうございます。このたび免疫染色に関わる受益者負担金の値段につきまして料金改定のお知らせをいたします。 年々使用する試薬、抗体等の値上がりが続き、さまざまな対策を講じ値段の維持に努めてまいりましたが、現行の値段体系を維持するのが困難な状況となりました。 つきましては、令和6年4月1日より料金改定を適用いたしますので、ご案内申し上げます。 日頃よりご利用いただいております方々には、大変なご迷惑をおかけいたしますが、 例)免疫染色の1次抗体持ち込み 1,650円(1枚当たり) |
最終更新日:2024年4月1日
2024/3/25:2024年4月1日より免疫染色の受益者負担金の値上げのお知らせ 2024/3/15:預かり抗体の返却について全講座宛へ引取り(または廃棄)のお願いを周知いたしました。 2023/8/2: 8月1日より新部門長に病理学第二講座の 小山内 誠 教授が着任されました。 2023/5/8:「新型コロナウイルス感染症拡大防止のための札幌医科大学の行動指針」について、本日「レベル2(制限小)」から「レベル0(通常)」に変更されましたので、時差出勤(9:45〜18:30)を終了させていただき、通常時間勤務(8:45〜17:30)へ変更させていただきます。 2023/5/8:抗体リストを修正しました。 2021/9/13:抗体リストを修正しました。 2020/5/7:コロナ対応の為、時差出勤(9:45〜18:30)をさせて頂いております。 2019/4/3: 4月1日より新部門長に病理学第二講座の澤 啓先生が着任されました。 2018/3/19:免疫染色についての欄に、条件依頼書をダウンロードできるようにしております。書き込みしてお持込ください。 2017/10/27:持込み抗体は標本受け取り時に持ち帰り下さい。 2016/12/6:内線番号を25310へ変更しました。 2015/9/8:HPの免疫染色についてに追加修正記載しました。 |
業務内容(学内専用) |
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当部門では、研究用に得られた実験動物の組織、またはヒトの組織を用いて、細胞の形態変化を顕微鏡で観察するための組織標本(ホルマリン固定パラフィン切片、凍結切片など)を作製しています。また従前より感染性のあるサンプル、抗体等につきましては当部門にて取り扱うことができませんのでご了承願います。 ※業務の都合上、凍結標本作製については要予約で願います。 御依頼時にホルマリンなどで固定された臓器を持ち込んでいただき、パラフィンブロック作製、薄切、染色の工程を経て、標本をお返しいたします。 染色はHE染色をはじめ、各種特殊染色、免疫染色をルーチンに行っています。購入された抗体をお持込みされる場合は抗体の添付書類もご一緒願います。
平素より多数の講座よりご依頼いただいております。サンプル数が多数の場合でも、ご依頼順に順次、標本作製しておりますので、余裕を持った期日での申し込みをお願いいたします。 ※標本の仕上がり完了メールを送信させていただいております。 特殊染色については→特殊染色リスト
当部門の抗体については→形態解析部門 保有抗体リスト(学内専用)※タカラバイオ株式会社In situ Apoptosis Detection Kitを用いてTUNEL染色も行っておりますが、試薬の準備が必要ですのでサンプル数など予め御連絡願います。 |
臓器持ち込み時には、固定液の種類、いつから固定しているのかについてお聞かせ願います。(もしくは申込用紙に記載願います。) また固定する際には臓器の厚さを約5mm以下にトリミングして、十分すぎる量の固定液(体積比で10倍くらい)に漬けてお持込されることをお勧めいたします。 血液が大量に付着したままですと固定に影響を与える可能性がございますので御注意ください。※固定不良(未固定および過固定)または成書通りの固定がなされていないサンプルについては最終的な標本の出来上がりに影響を及ぼすことがございますので御注意ください。 サンプルが骨の場合にはEDTAによる脱灰を推奨いたします(免染などを考慮するとき)。 通常、HE標本および免疫染色標本、未染色スライド作製を申し込まれますと3μmの厚さにて薄切いたしております。 凍結標本作製については摘出した臓器を氷冷したまま持ち込み、こちらで包埋することも可能です:要予約[10時〜17時]。 液体窒素のみで急冷させて作製した凍結サンプルを持ち込まれる際には組織にクラックが入っていることがございますので御注意ください。 ※凍結標本を作製した際の残存サンプルの取り扱いにつきまして、1年を超えて引取りに来られない場合についてはレブコのスペース上廃棄させていただきます。予め御了承ください。 レーザーマイクロダイセクション MMI/CellCut Plusで使用するサンプルについて専用のメンブレンスライドとなっておりますので、あらかじめお買い求めの上(数枚の予備を含めて)、標本作製を依頼してください。機器の予約日時を連絡いただき、標本作製時間の余裕をとっていただけますよう御協力願います。 免疫染色について免疫染色の依頼時には染色条件を記載した免疫染色条件用紙を一緒に持込みください。 現在、当部門にて使用しております自動免疫染色装置はLeica BOND-MAXです。 一次抗体がMouse由来、Rabbit由来の場合は二次抗体(DAB発色試薬)はBond Polymer Refine Detection(code:DS9800)を使用します。 そのほかに一次抗体がRat由来、Goat由来のものにつきましてもヒト組織用には、2次抗体を揃えております。 ただし組織サンプルがヒト以外の場合には二次抗体による非特異反応が起きることもありますので御相談下さい。 以前の実験との整合性を必要とされる場合には、DAKO社ChemMate ENVISION キットを使用することも可能ですのでお申し出ください。 ※装置の仕様上、標本スライドにカバータイルを被せて反応を行いますので、組織の状態、抗体などにより極まれに細かい気泡が入り、小さな円状に色抜けが起きる場合もございます。 ルーチンでの免疫染色(DAB発色)の手順(ヒト組織の場合はここをクリック) (動物組織の場合はここをクリック)当部門で試薬の管理などを十分に行っておりますが、条件により偽陽性、偽陰性、非特異反応などが発生することはありますのでご注意ください。 結果が不良な場合、再染色など検討いたしますが、サンプルの状態や持ち込み抗体の品質によっては望ましい結果にならない場合があることをご了承ください。 |
Access |
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形態解析部門[標本作製室]は基礎医学研究棟1階エレベーターホール向かって右の部屋になります。 |
受益者負担金 |
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受益者負担金の内訳に関しましては、メール(cell☆sapmed.ac.jp :☆を@マークに変えてください )にてお問い合わせいただけますようお願いいたします。 受益者負担金は4半期に一度、各講座に請求させていただきます。お支払方法等についての詳細は学務課研究支援係(内線23540)まで御相談下さいますようお願いします。 |