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教育研究機器センター 電子顕微鏡部門


電子顕微鏡部門では、

常に研究者の皆様に良い状態でご利用いただけるよう
以下に掲載する透過型電子顕微鏡2台、走査型電子顕微鏡1台を
運用・管理しております。

また、標本観察および記録における電子顕微鏡の操作等のお手伝いや
透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡の試料作製サービスを行っております。


○ ご利用できる装置

透過型電子顕微鏡 (細胞、組織の微細構造の観察)


@ 日立H-7500 平成12年度設置
    (平成21年度にバージョンアップ : H-7650仕様、CCDカメラ装備)

日立H-7500 腎臓

A 日本電子JEM-1400 平成23年度設置
    (CCDカメラ装備)

日本電子JEM-1400 有髄線維


記録は、電子データのみです。
フィルムによる記録は、電子顕微鏡フィルムの販売終了に伴い、ご利用できなくなりました。

電子データは、USBメモリ等をご持参ください。


走査型電子顕微鏡 (細胞、組織の表面構造の観察)


B 日立S-4300 平成12年度設置

日立S-4300 乳酸菌


記録は電子データのみです。

USBメモリ等をご持参ください。



○ 利用方法および試料作製サービス

電子顕微鏡の利用方法


・ ご予約は、午前と午後に分けて機器予約システムで受付けています。
午前にご使用を希望の方は前日夕方までに、午後にご使用を希望の方は当日の午前までに、
ご予約ください。
(電子顕微鏡のウォーミングアップ、調整に1時間ほど必要です。)

・ 電子顕微鏡の観察データをUSBメモリで持ち帰る際は、
必ず、当部門に設置されているウイルスチェック専用コンピュータでウイルスチェックをしてください。

・ ご使用後は機器予約システムで使用報告をお願いします。
(使用時間などの必要事項を記載してください。)


透過型電子顕微鏡試料作製サービス (作業時間:2〜4週間)


次の3段階に分けてお受けします。

     @ 2次固定、脱水、エポン包埋(1組織 1〜10ブロック作製)
     ・1mm角に切出し後、1次固定液に入れてお持ちください。
     ・方向性のある物は、事前にお知らせください。

     A1μm光学顕微鏡切片作製、染色(1組織1ブロック作製)

     B薄切切片作製、電子染色(1ブロック 2メッシュ作製)

※ A、Bのみご依頼の場合はエポンブロックをお持ちください。

※ 免疫電顕は、抗体によりエピトープの安定性に差がありますので、
    研究者ご本人の予備的実験が必要です。
※ 培養細胞の標本作製については、事前に標本作製条件の検討を
    必要とする場合がありますので、標本の御持参前に
    お問い合わせを御願い致します。
※ また、浮遊細胞については、原則お受けしておりません。


走査型電子顕微鏡試料作製サービス(作業時間:2〜3日)


次の2つの方法でお受けします。

    @ 2次固定から試料台へのマウント
       1次固定液に入れてお持ちください。

    A 凍結乾燥装置、蒸着装置のみ使用
    (t-ブチルアルコール、試料台は持ち込みしてください。)

       100%エタノール脱水まで終えた状態でお持ちください。

※ 試料の大きさ、1度に処理できる数に限度がありますので、前もってご相談ください。

※ 試料に方向性のある場合、研究者ご本人に来ていただき、試料台に載せていただく事も
    あります。

※ 試料作製依頼は研究者本人がお持ちになり、台帳に記入してください。

※ 試料作製は固定状況等で、標本がうまくできない場合があります。
    ご了承の上、ご依頼ください。

※ 学外の方はお問合せください。



○ 電子顕微鏡部門利用価格

電子顕微鏡部門利用価格表

>>>電子顕微鏡部門のご利用価格表はこちらをクリックしてください


お問合せ先
   部門長 : 大崎 雄樹
   (解剖学第一講座 教授)

   内線  : 26310


   担当  : 奥島 浩久、早川 祐子
   内線  : 25270
   E-mail : emicroscope@sapmed.ac.jp


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